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第3回「ラジコン・カー」(2004/03/02:yoko)

今、バリでは、「ラジコン・カー」が大流行しています。
町のあちこちで(道ばたでも!)ラジコン・カーが山積みされ、売られています。この「ラジコン・カー」、インドネシア語では、”モビルモビラン(mobil-mobilan)"と呼ばれるのですが、お値段は?というと、¥300くらいのものから、上は1万円〜2万円までと、ピンからキリまであるのです。オフロードもガンガン走れるものもあるそうです。

今回の仕入れ旅行(バリ)では、友人の家に泊めてもらいました。その家の隣は、まだ空き地で、おじゃました当初は、ゴミが捨てられていたり、倒れた木があったり、草も生え放題の常態だったのです。それが、ある日、近所のおじさん、お兄さんたちが、倒れた木やゴミをせっせと片付けていました。
その前夜は、大変風が強かったので、きっと「どこかから飛んできた枝やガレキを処理しているのだな。やる時はきちんとやるのね。」と思っていました。でも、なんだか、みんな楽しそうなんです。それに、今まで、みんなそこにポイポイとゴミを捨てていたはず、、、でも、翌日からは、そこにゴミを捨てられなくなるとか言ってるし、なんだかオカシイ、、、。あんなに荒れ放題だった土地を半日ほどで、ゴミ、ガレキを処分し、すっかりキレイにしてしまいました。

翌日になると、すっかりとコースらしきものができあがり、そこでいいオトナたちが小型バギーを乗り回して遊んでおりました。ちょっとしたコブなんかもあって、「ジャンプ!」したり、カーブをくくっとまわりこんだりと、かなり楽しそうなんです。昨日の片付けのメンバーが、交代で乗り回していたので、「へえ〜、こんななんの役にも立たない!?小型バギーを持ってるお金持ちもいるのね〜(バイクの新車が買えるくらいのお値段だそうで)、そうか、このバギーで遊ぶためのコースを造っていたのね〜」と思い、きいてみると、なんと違ったのですね、、、。まだ、これは、彼らにとっては、準備段階にすぎなかったのです。すでにかなり楽しそうでしたが、彼らの本当の目的は、ラジコン・カーのコース作りだったのです!!!

「そこまでするか?」と思いましたが、やる時はやるんですね〜、、、。
ちゃんと設計図まで、作成してありましたよ。カーブやコブの位置、コース全体が見渡せる、縁台まで、きっちりと描かれていて、実際のコースもほぼそのとおりにできあがっていました。
夕方になると学校帰りの小学生(もちりん男の子!)たちもどこからかめざとく見つけて集まってきます。オジサンがラジコン・カーをチューンアップしているまわりを取り囲んで、わいわいとそれは楽しいそう、、、世代を越えた交流です、、、いいですね、、、日本ではほとんど見られない光景です。

オニイサンは、「日本にラジコン・カーある?いくら?いいやつ買ってきて欲しいなあ、、、ここで売ったらいくらになるかなあ?そうだ、今、〜さん日本だよね?電話して、ラジコン・カー買ってきてもらってよ!」なんて、真剣に考えていましたが、そんなオニイサンに、わたしたちは、「でもね、ホラ、もうすぐ乾季でしょ?乾季になったら、あなたたち、今度は、ラヤンラヤン(凧上げ)でしょ!?そしたら、もう、モビルモビランはみんなやらないよ〜、きっと!」と、なんだかちっとも論理的じゃない理由で、あきらめさせようとするのでした。

この「モビルモビラン大流行」はいったいいつまで続くのでしょうか?去年の流行はアメリカンクラッカーだったそうですが、(カチカチと球をぶつけて遊ぶ、アレです)影もかたちもなかったですし、、、。

4月になれば、バリは乾季に入ります。
乾季のバリの空を見上げると、必ずといってよい程、凧があがっています。もうすぐコドモからオジサンまで、自慢の凧を作り始めることでしょう。
モビルモビランがこのまま人気を維持するのか?はたまた、歴史ある凧上げが人気をもっていくのか?大変気になります。
これからバリに行かれるご予定のあるかた、ぜひとも、情報をお寄せ下さいね!