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第2回「停電すると水が止まる?」(2004/01/25;yoko)

日本の自衛隊のイラクでの主な仕事は、水の浄化作業ということですが、ニュースを見ていると、どうやら現地の方は、「水より電気が欲しい」と考えているようです。「電気が供給されるようになれば、水も問題ない!」から、らしいのですが、、、
日本に住んでいるわたしたちにはちょっとピンときませんよね?だって、電気と水道は別のものですから、、、。

「電気と水のどちらが人間の生命にとって重要か?」普通に考えれば、答えは「水」です。
だって、生命にかかわります。で、もうちょっとイラクの人の言う事をきいてみると、、、「川から水を汲み上げる設備はすでにある。しかし、電気の供給が止まっているから、設備が動かない。だから、欲しいのは電気だ!」とのこと。これをきいて、「なるほど」と思いました。バリ島でもそうなんです。

バリ島にも日本のような水道もあります。しかし、日本のように町ならどこでも、、、というわけではありません。そして料金も高いようです。
そのため、水道があっても、地下水の汲み揚げと併用して使っていたりします。地下水の汲み揚げの場合、たいていは、屋根の上なんかにタンクがあって、そこに汲み上げた水をある程度溜めておけるようになっていますが、手動の井戸を使っているとこともかなりあるかもしれません。
トモダチが住んでいたレギャン(クタの少し北の地域。ホテルやレストラン、ブティックの立ち並ぶような所)でさえ、いまだに手動の井戸が活躍しておりました。カマール・マンディ(トイレ兼水浴び、共同)は水道もしくは地下水の汲み揚げでしたが、敷地の真ん中に井戸があり、洗濯などそこでできるようになっておりました。

さて、わたしが住んでいた、デンパサールのアパートでのことです。
わたしが住んでいたアパートはカマール・マンディは、部屋の中についていて、洋式トイレとシャワーになっていました。(洋式トイレといっても、お水はひしゃくで流すのです、、、。だから大きなバケツに水を溜めておきます。)しかしまあ、その頃はほんとによく、停電またはブレーカーが落ちました。
入居の時から、「テレビくらいは大丈夫だけど、あまり電気をたくさん使うものはやめてね」と言われておりました。部屋数に対して、使用できるアンペアが小さいので、電気を一度にたくさん使うとブレーカーが落ちるからなのですが、8帖程の部屋には裸電球1つ!
しかも10ワット!
これはあんまりです。これでは夜に勉強ができない!(いちおう学校に通っておりましたので、、、)とワット数の高いもの取り替えましたが、日本と比較すると、部屋の天井が高いので、ずいぶんと暗い部屋だったと思います。それでも家賃に水道代や電気代が含まれているからでしょうか、みなさん、おかまいなしに、テレビやラジオはつけっぱなしです。でもまあ、ブレーカーが落ちるだけなのでいいのです、、、。しかし、停電となると、大変なのですね。

ある時、隣のおかあさんに「今停電してるけど、お水は汲んである?」ときかれました。
「停電でどうしてお水?」と思ったので、「どうして?」と尋ねると、「水道とまるから」と言われました。そうなのです。蛇口をひねるとお水が出て来るので、それまでずっと普通の水道だと思っていたのですが、じつは電動で地下水を汲み上げていたのですね。
その上、一度停電すると、かなり長時間にわたって停電となることもしばしばで、夜にシャワーの途中で停電になると、かなりドキドキしました。真っ暗だし、タンクの中にどれだけ水が残っているのかわかりません。シャンプーしてたりすると最悪です。(しかもわたしはロングヘアー)庭に一ケ所だけ、水道の蛇口があったので、最悪、そこから汲んでこればよいのですが、夜は真っ暗ですし、わたしの部屋は水道から一番遠い部屋でしたので、それをきいてからは、必ずいつもバケツの水はいっぱいにしておくようになりました。
トイレもシャワーもそのバケツ一杯の水が頼りです。

汲み揚げ式の難点をもうひとつ、、、これは雨季のお話なのですが、時々、水の中に、赤い小さな虫が混入している事がありました、、、すごく細くて小さな虫なので、うっかり見過ごすなんてことも、あったのかもしれません、、、あの大きさならシャワーヘッドも通るでしょう、、、ということは、髪の毛にも、、、!?!?考えたくありませんね、、、。

みなさんが、もしも、バリでアパート暮らし、またはロスメンに泊まることになったら、停電に備えて、大きめのローソクとバケツいっぱいのお水を用意しておいて下さいね!まあ、最近では停電もめっきり減ったそうなので、心配ないと思いますけどね!