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第3回「コーラと緑茶」(2004/03/28:kozi)
海外旅行へ行く楽しみのひとつに、その国の本場の料理を食べられるということがあると思います。
で、その食べ物や土地の気候/風土にあった飲み物もあると思うのです。イギリスの紅茶、イタリアのエスプレッソ、フランスのワイン、インドのチャイ(甘いミルクティー)、中国の中国茶あたりが有名ですね。
バリ島ですと、バリコピ(極細ひきのコーヒー)とテ(紅茶ですね)でしょうか。

ではタイは?と聞かれると、ちょっと考えてわたしは「コーラ....かな?」と答えます。
とにかくタイ人はコーラが大好き!どんな田舎にいってもコーラが手に入らないって事はまずないです。街のあちこちでコーラを売る屋台があって、注文するとプラスチックバッグに氷とストローを入れてつめた〜いコーラを渡してくれます。(たいてい10バ−ツ、30円位)

また、ごはん屋台でもコーラをおいてある店が多く、タイ人はごはんを食べながらコーラを飲んだりしています。(最初見た時は「うげ」と思いましたが、実はタイ料理とコーラはよく合うのです。いやほんとだって

なにせタイ人は甘いものが辛いものと同じくらい大好きで、コーヒーでも紅茶でも中国茶(菊花茶が人気)でもなんでも大量の砂糖を入れ、激甘にして飲んでいます。(アイスティーなど、液体の甘露あめを飲んでいる気分になります)
しかし、最近タイ人(特にバンコクっ子)の好みも少し変わってきたようです。

昨年(03年)タイのチェンマイへ行ったとき、セラドン焼きの工場へいったのですが、そこの販売コーナーになぜか、お茶がおいてありました。ウーロン茶、紅茶、ジャスミン茶、菊花茶のティーパックで、タイにしてはシックでかわいい箱入りです。しかも中国製ではなくどうやらタイ製のよう。興味をもった私は製造会社が同じチェンマイ市内にあると聞いて、行ってみました。

行ってみて、驚きました。5〜6人でやっているような小さな工房だと(勝手に)想像していたのですが、体育館?個分という立派な大工場でした。
しかしほんとに驚いたのは工場の方でしょうね。こきたない格好をした日本人がアポなしでいきなり本社ビルにやってきたのですから。しかも、本社工場までやってきて「ティーパック4箱ください」ときたものだ。普通日本だったら「お約束のない方はちょっと....」と、追い返されてもしかたないところです。
しかし、ここはタイなので?追い返されるどころか、ありとあらゆるお茶の試飲までさせてくれました。
(試飲用のお茶をいれてくれたのは普段は営業をやっているおねえさんで、「英語ができるから」という理由で無理矢理ひっぱり出されたらしいです。誠にすいませんです)

で、「最近タイではお茶の需要が伸びている」「昔は中国からの輸入ばかりだったが、最近はタイ国産の茶葉も増えてきた」等等、お話してくれました。いろんなお茶を飲みながらふと部屋の棚を見ると「緑茶」があるではないですか。タイではまだ緑茶はつくっていないそうで、聞けば日本からの輸入品とのこと。

そして今年、ふたたびタイへ行って来て驚きました。バンコク中で緑茶が大流行していたのです!日本と同じような500ccのペットボトルに入っているやつです。
実はペットボトルの緑茶自体は前から売っていました。しかし、一部の大型スーパーやコンビニにあるだけで値段もえらく高かった(日本からの輸入品ですから、日本で買うよりずっと高い)のです。今は茶葉つくりはともかく、ボトル詰めはタイでやってるんでしょうね、随分安くなってしかも町中の屋台でもコーラや水のように普通に売っているようになりました。
これは嬉しかったです。たしかに冷たいコーラはおいしいし、新鮮なフルーツジュースもおいしいんですが、たまにはさっぱりした飲み物が欲しくなるのが日本人。で、試しに買って飲んでみました。

激甘でした。

おまけ
チェンマイのお茶工場で前々からの疑問をおねえさんにぶつけてみました。
「インドネシアやマレーシアでは紅茶をよく飲む。中国やカンボジアでは茶を飲む。なぜにタイ人だけこんなにコーラが大好きなのか?」と。
おねんさんは、ちょっと考えてからこう言った。
暑いから....かな?」
だから私はタイ人が大好きです。